候補問題 No.2の作業手順(電線・ケーブルの切断と絶縁被覆の剥ぎ取り)

前ページでは候補問題No.2の複線図に接続すべき電線の色を追記しました。今度はこの複線図を参照し、第二種電気工事士 技能試験の作品を施工していきます。まず最初にケーブル・電線の長さを決定し、その長さごとにペンチ等の工具でケーブル・電線を切断します。

候補問題No.2においては以下の3種類のケーブルが支給されます。

単線図及び複線図に従ってそれぞれのケーブルの使用箇所を当てはめると、VVF 2.0mmの2心は電源線、VVF 1.6mmの3心はジョイントボックス間、VVF 1.6mmの2心はそれ以外の箇所となります。

  1. VVFケーブル 1.6mmの2心と3心の切断長さを決定VVFケーブル(1.6mm×2心)の125cmが支給されますので、それを4等分(約31cm)し、『①ランプレセプタクル「イ」施工省略』、『②ランプレセプタクル「イ」』、『③2口コンセント』と、ジョイントボックス間、及び『④コンセント - 2口コンセント』間のケーブルに使用します。
  2. VVFケーブル(1.6mm×3心)は、35cm、35cm、10cmの長さで切断し、それぞれ『⑤ジョイントボックス間』、『⑥パイロットランプ・スイッチ「イ」』と、ジョイントボックス間のケーブル、及びパイロットランプとスイッチ「イ」間の『⑦渡り線』用に使います。
  3. VVFケーブル 1.6mmの2心と3心の外装剥ぎ取り長さ『②ランプレセプタクル「イ」』、『③2口コンセント』、『④コンセント - 2口コンセント』用のケーブルの外装剥ぎ取り長さは8cmです。電工ナイフVVFストリッパーを使って、両端のケーブル外装を剥ぎ取ります。『①ランプレセプタクル』用のケーブルの器具側は施工省略ですので、VVFケーブルの片側のみ外装を8cm剥ぎ取ってください。
  4. 10cmの長さに切断したVVFケーブル(⑦)に関しては、中央部に切り込みを入れ、黒色の電線を取り出してください。この黒色の電線を渡り線として利用します。
  5. 『⑧電源線』用のVVFケーブルは25cm支給されますので、切断せずにそのままの長さで使用します。VVFケーブルの片側のみ外装を10cm剥いでください。
  1. 候補問題No.2における電線被覆の剥ぎ取り長さVVFケーブルの外装が剥ぎ取れたので、今度は電線の絶縁被覆を剥きます。『⑥パイロットランプ・スイッチ「イ」』用のケーブルのみ両側を、それ以外のVVFケーブルは片側のみ絶縁被覆を3㎝程度、剥ぎ取ってください。

以上でVVFケーブルの切断、絶縁被覆の剥ぎ取りが完了しました。次は、角型引掛シーリング、スイッチ、ランプレセプタクル等の器具を結線し、ジョイントボックス内で電線相互を接続します。