電線・ケーブルの剥ぎ方

一般的に電線は、銅線(心線)を絶縁被覆で覆ったものです。この電線の上に外装(シース)を施したものがケーブルで、2本の電線の上に外装を施したものが2心、3本の電線の上に外装を施したものが3心となります。

第二種電気工事士 技能試験においては、VVFケーブルの2心・3心、VVRケーブルの2心・3心、IV線(600Vビニル絶縁電線)などが用いられます。また、第一種電気工事士試験においては前記の電線・ケーブルのほか、KIP(高圧絶縁電線)が用いられます。

電線やケーブルを電気的に接続するには絶縁体である絶縁被覆や外装を剥ぎ取る必要があり、電工ナイフやVVFストリッパーといった工具が使用されます。なお、剥ぎ取り作業の際、絶縁被覆や電線の心線を傷つけると欠陥となりますので、正しい電線の剥き方、ケーブル外装の剥き方の習得が必要です。

以下に電線・ケーブルの種類に応じた剥ぎ取り方法を掲載しますのでご参照ください。

VVFケーブル

VVRケーブル

電線・IV線