1.未完成のもの
第一種電気工事士または第二種電気工事士の技能試験においては、配線図に記載された通りに回路を完成させなければなりません。与えられた試験時間内で作品を完成させることができなければ欠陥となり、技能試験は不合格となります。
言うまでもありませんが、「作業が完了していないもの」のほか、以下のようなケースが「未完成のもの」に該当し、欠陥となります。
- 埋込連用タンブラスイッチや埋込連用コンセント、埋込連用パイロットランプを、取付枠に取り付けていない場合(但し、施工条件による)
- 接地極付コンセント(D種接地工事)や変圧器二次側(B種接地工事)に接地線を結線し忘れた場合
- アウトレットボックスを使用する試験問題において、アウトレットボックスを使用していない場合も欠陥となる。