第一種電気工事士試験の合格基準

第一種電気工事士試験には、筆記試験と技能試験の2種類がありますよね。
それぞれの試験でどれくらいの点数をとれば合格することができるか知っていますか?
本ページでは、第一種電気工事士試験の合格基準についてご紹介します。

筆記試験の合格基準

第一種電気工事士における筆記試験の合格基準は60点です。問題の難易度に応じて合格基準が下がる年度もありますが、6割以上(100点満点中60点以上)の正解率であれば、合格点調整の有無にかかわらず“合格”です。

過去(2004年度~2020年度)の合格基準

2004年度から2020年度における第一種電気工事士 筆記試験の合格基準は60点(2004年、2005年、2009年、2010年、2013年、2014年、2016年~2020年)、58点(2006年、2012年、2015年)、56点(2007年、2008年、2011年)です。

合格基準 割合(%) 年度
60点 64.7 2004年、2005年、2009年、2010年、2013年、2014年、2016年~2020年
58点 17.6 2006年、2012年、2015年
56点 17.6 2007年、2008年、2011年

筆記試験後に自己採点をした結果、60点に届かなかった場合でも慌てず結果発表を待ちましょう。点数調整により合格基準が下がるケースがあります。

技能試験の合格基準

技能試験は、採点の対象となる作品が完成していることを前提に採点が行われます。従って、技能試験の終了時に作品が未完成であれば、不合格となります。

過去(2017年度~2020年度)の合格基準

2017年度から2020年度における第一種電気工事士 技能試験の合否は、「欠陥がないこと」を基準に判定されています。欠陥の詳細については以下のページをご参照ください。

今回は、第一種電気工事士 筆記試験の合格基準と、技能試験の合否の判断基準となる欠陥についてご紹介しました。各試験の合格率については以下のページをご参照ください。