第二種電気工事士試験の合格基準

第二種電気工事士試験には、筆記試験と技能試験の2種類がありますよね。
それぞれの試験でどれくらいの点数をとれば合格することができるか知っていますか?
本ページでは、第二種電気工事士試験の合格基準についてご紹介します。

筆記試験の合格基準

第二種電気工事士における筆記試験の合格基準は60点です。6割以上(100点満点中60点以上)の正解率であれば、合格点調整の有無にかかわらず“合格”です。

過去(2002年度~2021年度)の合格基準

2002年度から2021年度(上期)における第二種電気工事士 筆記試験の合格基準は60点です。(2014年下期のみ56点)

合格基準 割合(%) 年度
60点 96.6 2002年〜2013年
2014年(下期)〜2020年(上期)
56点 3.4 2014年(上期)

第二種電気工事士の場合、筆記試験の得点調整が行われることは稀で、調べる限りでは2014年上期試験の1回のみです。筆記試験の合格点が下がる可能性は限りなく低いですから、本番の試験では60点以上を目標としてください。

技能試験の合格基準

技能試験は、採点の対象となる作品が完成していることを前提に採点が行われます。従って、技能試験の終了時に作品が未完成であれば、不合格となります。

過去(2017年度~2021年度)の合格基準

2017年度から2021年度(上期)における第二種電気工事士 技能試験の合否は、「欠陥がないこと」を基準に判定されています。欠陥の詳細については以下のページをご参照ください。

今回は、第二種電気工事士 筆記試験の合格基準と、技能試験の合否の判断基準となる欠陥についてご紹介しました。各試験の合格率については以下のページをご参照ください。