第二種電気工事士の試験会場に向かう

前日に切符を買っておいたので、改札を通って電車に乗るだけです。

始発駅でないと座席に座れないことがあるため、1時間以上乗車する必要がある場合は、なるべく実費で指定席をとるようにしています。確実に座席に座ることができるので、電気工事士の参考書を広げて最後の総仕上げ。時間がもったいないので指定席で寝たりはしません。

そうこうしているうちに電車が目的の駅に到着です。

徒歩で歩くこと15分。試験会場に到着です。試験会場に近づくにつれて、リュックやバックを持った受験生たちが同じ方向に向かって歩いています。その人たちについていけば試験会場に到着するのですが、必ずしも同じ受験生とは限らないので注意が必要です。試験会場が大学や専門学校であれば学生の可能性もあります。近くの会場で別の資格試験が行われることもあります。同じ資格試験でも試験会場が異なることもありますので、異なる試験会場に行かないようご注意ください。

管理人が第二種電気工事士試験を受験した当時は、試験会場の前にわんさか人だかりができていました。何故か試験会場の前でパンフレットを配布しており、受験生が受け取っているのです。管理人も始めて資格試験を受験する身ですから、パンフレットを差し出される度に受け取りましたが...
電気工事士試験の試験会場前

試験室に向かいながらパンフレットの内容を確認すると、「アンケートに回答して返信すれば、電気工事士試験の解答を郵送します!」という内容のものでした。アンケートの回答項目には受験番号や勤務先の業種、職種などを記入する欄があり、あまりにも詳細な個人情報を記入する設問が多かったので、この時はアンケートを返信しませんでした。

それから2年後の話ですが、第三種電気主任技術者試験を受験したとき、試験会場前には同じように「アンケートを返送してくれたら試験の解答を郵送します」というような内容のパンフレットを配布している集団が...

このときはどうしても解答が欲しかったので、必要事項を記入して返信しましたが未だに届いていません。郵送してこない理由は「1箇所だけ未記入の箇所があった」からだと管理人は推測しています。その箇所は受験番号です。管理人は受験番号だけ記入せずに返信しました。これ以来、管理人はこの手のパンフレットは受け取らないようにしています。

ネット環境が普及した現在、電気工事士試験の解答は、翌日、電気技術者試験センターのホームページに掲載されています。2000年初頭以降、こういったパンフレットを配布する集団は見かけなくなりました。