第一種電気工事士 単位作業試験

等価実技試験の次は単位作業試験です。

管理人が第一種電気工事士 技能試験を受験した平成16年度は指定工具以外の持ち込みが可能となり、電動工具以外の工具が使用できるようになりました。 管理人のことだから、ここぞとばかりにいろんな工具を持ち込んだと思われるかもしれませんが、単位作業試験に持ち込んだ指定工具以外の工具は1点のみです。

その持ち込んだ工具はワイヤーストリッパーで、技能試験だけのために調達したといっても過言ではありません。指定工具とワイヤーストリッパーで挑んだ単位作業試験。

正直、変圧器の結線が出題されたら、正しく配線できるかどうか自信がありませんでした。やる気がなかった管理人は、変圧器の結線方法を参考書でみただけで、実際に配線するどころか、高圧絶縁電線(KIP)ですらほとんど触れていなかったのです。

技能試験の開始前、材料確認のため配布された箱を開けた瞬間、笑みがこぼれた管理人。
高圧絶縁電線が入っていない時点で、変圧器の結線が出題されないことは一目瞭然です。今回、合格しとかなければ、いつ合格するのでしょう!
来年度は変圧器の結線が出題されるはず!合格のチャンスは今回のみ!

通常、単位作業試験に出題される問題は、変圧器や電磁開閉器などの結線と第二種電気工事士レベルの回路の組み合わせがほとんどです。ところが、管理人が第一種電気工事士 技能試験を受験した年度は比較的簡単な試験問題で、変圧器の結線がなく、第二種電気工事士レベルの回路をちょっと難しくした程度でした。確か配線用遮断器(ブレーカー)の二次側の回路で、三路スイッチ2個と四路スイッチ1個を使用し、3つのスイッチのどれからでも照明の点滅ができる回路だったと記憶しています。

気合いを入れて技能試験の作品を作っていたのですが、リングスリーブの圧着の際に圧着マークの選定ミスを。即座に挙手をし、試験の係員に新しいリングスリーブを貰って圧着ペンチで圧着。が、しかしまたミスを...

今度は、リングスリーブの圧着位置が中央部よりずれてしまいました。またまたリングスリーブを支給してもらい、今度は完璧に圧着。リングスリーブの支給は減点の対象になりませんから、圧着ミスをしたら遠慮せず、新しいリングスリーブを支給してもらいましょう!

作業が終了すると念入りに配線を確認し、判定員が見やすいよう作品をきれいに配置。試験時間終了10分前に全ての作業が完了していました。今回の単位作業試験も自分ではパーフェクトな出来上がりです。第二種電気工事士試験のときも同じようなことを豪語していた管理人。果たして第一種電気工事士 技能試験の結果は??