第一種電気工事士 技能試験の当日

いよいよ第一種電気工事士 技能試験の本番です。
当日は試験の開始時刻が遅かったので前泊せず、始発電車で試験会場へと向かいました。いつもなら電車の中で参考書をめくっているのですが、このときは終点まで完全に熟睡してました。

電車が終点に着くと早足でバス乗り場へと向かったのですが、ちょうどバスが出発した後。
技能試験の当日の朝は雨が降っており、強風がピューピューと吹いてました。バス乗り場でブルブルとふるえながら次便を待つのこと30分。ようやくバスが来ました。日ごろの行いがよいのか、試験会場近くのバス停に着く頃には雨も上がり、傘をさすことなく試験会場まで行くことが出来ました。

等価実技試験

試験会場に到着して、しばらくすると技能試験がスタート。技能試験の最初は等価実技試験です。現在の第一種電気工事士試験では筆記試験のほうに追加されていますが、当時は技能試験の日に行われていました。

等価実技試験がスタートすると係員が受験票の回収を開始。しかし管理人の受験票だけ回収せずに横を通り過ぎました。管理人の受験票だけ回収忘れでは?と思い、周りを見渡してみると、何故か受験票が回収されていない受験者の方もいるので一安心。しばらくすると、先程受験票が回収されなかった人たちの受験票の回収が始まりましたが、また管理人の受験票だけが回収されませんでした。

今度こそ回収忘れでは?と思い、挙手をしようかと迷ったのですが、しばらくすると管理人の受験票だけが一番最後に回収。何故?
管理人の勝手な想像ですが、1回目で筆記試験合格者の受験票を回収、2回目で 筆記試験免除者の受験票を回収、そして3回目で資格による筆記試験免除者の受験票を回収したのではないかと思うのですが!?

技能試験に集中できないので、受験票なんかさっさと回収して欲しいと、内心思った管理人です。

ようやく受験票が回収されて試験に集中しかけたとき、「おいおい、聞いてないよ!こんな問題が出題されるとは」
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第一種電気工事士 技能試験の勉強を3日しかしなかった管理人。筆記試験に出てくるような問題がポンポン出てくるとは思わなかったのです。電気主任技術者試験を受験した際、頭の片隅ににしまいこんだ記憶の断片を探り寄せながら何とか解答。試験時間をフルに使用して何とか全問解答はしましたが、自分が書いた解答に全く自信がなし。等価実技試験でこんなに苦労するとは思いもしませんでした。