技能試験の合格発表

第一種電気工事士 技能試験が終了した翌日、等価実技試験の解答と単位作業試験の模範解答が電気技術者試験センターのホームページに掲載されました。 自己採点すると、等価実技試験はおおよそ7割の正解率、単位作業試験も完璧です。資格試験において今回ほど勉強しなかったことはありませんが、辛うじて合格ラインに達したみたいです。

1月初め、電気技術者試験センターのホームページに第一種電気工事士の合格者一覧が掲載され、自分の受験番号が合格者一覧にあることを確認。数日後、合格証書が送られてきました。

合格証書が届いて数日後、第一種電気工事士の免状の申請をするために県の出先機関へ出向きました。出先機関で実務経験証明書とその記載例を貰い、その日のうちに免状申請書を書き始めたのですが...
あれ!実務経験が足りないかも?

実務経験について

第一種電気工事士免状の交付申請の際、実務経験として認められる電気工事は、以下の5種類です。実務経験証明書の記入例

電気事業の用に供する電気工作物
電気事業用の電気工作物の設置・変更の工事
最大電力500kW以上の自家用電気工作物
設置・変更の工事
最大電力500kW未満の自家用電気工作物
認定電気工事従事者認定証の取得後に行った簡易電気工事
一般用電気工作物
第二種電気工事士免状、または旧電気工事士免状取得後に行った電気工事
第二種電気工事士養成校の教員の場合
教員として指導した第二種電気工事士に必要な電気工事の実習

管理人は会社に入社以来 5年以上、主に最大電力500kW未満の自家用電気工作物と一般用電気工作物を取り扱ってきましたが、最大電力500kW未満の自家用電気工作物なので認定電気工事従事者の認定証がなければ電気工事はおろか、実務経験としても認められません。

電気主任技術者や第一種電気工事士の指導・監督のもとに行った、最大電力500kW以上の自家用電気工作物における電気工事の実務経験は1年少々あるのですが、最大電力500kW未満の自家用電気工作物の電気工事に関しては実務経験にカウントできません。仕方なく自家用電気工作物の電気工事における実務経験での免状申請はあきらめ、第二種電気工事士免状の取得後に行った電気工事による実務経験での申請に切り替えました。

待つこと1年少々。第二種電気工事士免状を取得してから5年経過したので、第一種電気工事士免状の申請をしました。その話は次のページで。