電気工事士の筆記試験を受験された皆様、試験の出来はどうでしたか?
電気工事士試験の問題用紙は持ち帰ることができますので、自分が解答用紙に記入した回答を問題用紙に書き写しているかと思います。

解答は筆記試験の翌日以降、電気技術者試験センターのホームページに掲載されますので、自己採点してください。
採点結果はいかがでしたか?

自己採点の結果、60点未満でも合格できるの?

第二種電気工事士、第一種電気工事士ともに筆記試験の合格基準点は60点です。 自己採点の結果、60%以上正解していれば筆記試験は合格です。

合格、おめでとうございます。

但し、解答用紙に記入した答えを正確に問題用紙に転記していたらの話ですけどね(笑)

自己採点の結果、50点だったら来年、筆記試験を再受験してください。もし、58点、56点なら合格のチャンスはあるかもしれません。

電気工事士受験対策ネットでは、過去の合格基準点を調査しています。その結果、第一種電気工事士 筆記試験では56点でも合格できる可能性があります。2004年から2020年までの17年間においては、合格基準点 60点が11回(64.7%)、58点が3回(17.6%)、56点が3回(17.6%)となっていますので、58点でも35%、56点でも20%弱の割合で合格の可能性があるのです。

ところが、第二種電気工事士 筆記試験の場合、60点未満ですと合格は厳しくなります。2002年から2020年における第二種電気工事士 筆記試験の合格基準は、2014年下期のみ56点で、それ以外は60点でした。60点未満で合格できる可能性はかなり低いですが、ゼロではありません。

試験問題の難易度により合格基準は毎回微妙に調整されますが、合格基準点が60点を超えたことは今まで一度もありません。受験生の皆様、60点以上の場合には確実に合格できますので、合格基準点が下がることには期待せず、60点以上を目指して頑張ってください!