とも巻き接続とは

電線3本もしくは4本を接続する場合は「とも巻き接続(たこ足接続)」をします。

現在の電気工事士 技能試験には“とも巻き接続”による施工は出題されませんが、リングスリーブや差込コネクタの持ち合わせがないときに使うことがあるかもわかりませんので掲載します。

とも巻き接続の方法

とも巻き接続の方法心線の絶縁被覆を剥ぎ取り、心線の根元をペンチでしっかりと挟みます。
電線を巻く側は15cm程度、巻かれる側は5〜7cm程度の絶縁被覆を剥ぎ取ります。

とも巻き接続のはじめ長い心線を直角に曲げます。

とも巻き接続の途中右手の親指と人差し指を使って長い心線で2本の短い心線をギュッと締め付けるように巻きつけます。締め付けが弱いと接合部がグラグラ動いてしまいますのでしっかり巻きつけます。

5回以上心線を巻きつける5回以上巻きつけます。

とも巻き接続の完了とも巻き接続の完了

とも巻き接続の端末処理心線の先端を3mm程度残してペンチで切断するか、写真のように折り返して端末処理をします。

とも巻き接続で電線相互を接続する場合、電線の電気抵抗を増加させないよう必ず"ろう付け"を行わなければいけません。