電気工事士免状で取得可能な資格

ある資格を所持していると試験科目の一部が免除されたり、受験資格が満たされる資格があります。例えば、電気主任技術者の有資格者は電気工事士の筆記試験が免除されます。

第一種電気工事士もしくは第二種電気工事士の免状を所持している場合はどうなのでしょうか?
今回は、電気工事士の資格で試験科目の一部が免除されたり、受験資格が満たされる資格についてご紹介します。

消防設備士試験
電気工事士免状を所持している場合は、消防設備士の筆記試験のうち、科目「基礎的知識 」及び「構造・機能及び工事・整備」のそれぞれの科目中における電気に関する部分が免除されます。(電気工事士試験には合格したが免状を所持していない場合や、認定電気工事従事者の資格では免除は受けられません。)
甲種第4類・乙種第4類を受験する場合は、鑑別等試験の問1が免除となります。
財団法人 消防試験研究センター
認定電気工事従事者認定証
第一種電気工事士試験に合格した方は、申請することにより認定電気工事従事者認定証が交付されます。
第二種電気工事士試験に合格後、3年以上の電気工事に関する実務経験を積むか、簡易電気工事に関する講習を受講すれば認定電気工事従事者認定証が交付されます。
財団法人 電気工事技術講習センター
電気工事施工管理技士
第一種電気工事士免状の所持者は、1級・2級電気工事施工管理技士の受験資格があります。
第ニ種電気工事士免状の所持者は、指導監督的実務経験を1年以上積むことにより2級電気工事施工管理技士の受験資格が生じます。
一般財団法人 建設業振興基金

いかがでしたか?
今回は、電気工事士免状の所持者が取得できる資格、試験科目の一部が免除される資格、受験資格が満たされる資格についてご紹介しました。電気系資格を取得される際は参考にしてくださいね。