差込形コネクタの使い方

電線相互の接続には、差込形コネクタやリングスリーブなどが用いられています。現在の電気工事士技能試験においても、電線相互の接続には必ずリングスリーブが用いられますが、技能試験の問題によってはリングスリーブと差込形コネクタの両方が用いられる場合もあります。

差込形コネクタとは?

2極用の差込形コネクタ差込形コネクタは屋内配線用の差込形電線コネクタのことで、電線を差し込むだけで電線相互の接続が可能となっています。

電線の差込形コネクタには2極、3極、4極、5極、6極、8極などの種類がありますが、電気工事士技能試験においては、主に2極もしくは3極、まれに4極が使用されています。ちなみに、左記の差込形コネクタは、電線2本の接続が可能な2極タイプです。

ワンタッチで電線の接続が可能なこと、テープ巻きが不要なことから差込形コネクタは電気工事の現場でもよく使用される器具の一つとなっています。

差込形コネクタで電線を接続する

差込形コネクタにあるストリップゲージ差込形コネクタにあるストリップゲージを目安に電線の絶縁被膜を剥ぎ取ります。絶縁被膜の剥ぎ取り長さが長すぎると芯線導体部が差込形コネクタよりはみ出して絶縁不良に、短すぎると芯線の挿入不足となりますので必ずストリップゲージを目安にして電線の絶縁被膜を剥ぎ取ってください。

差込形コネクタの使い方 その1芯線を真直ぐにして差込形コネクタに差し込みます。
電線が突き当たるまで差し込んでください。

差込形コネクタの使い方 その2差込形コネクタの先端部は透明になっており、芯線の差し込み状態を確認することができます。
差し込み不足は発熱の原因となりますので必ず目視確認を行ってください。

差込形コネクタから電線を取り外す

差込形コネクタからの電線の外し方結線間違いなどで電線を差込形コネクタから取り外す場合には、差込形コネクタを左右にくねくね回しながら電線を引き抜いてください。
引き抜いた電線には筋上の傷が付いていますので、再び接続する場合には傷が付いた部分を切断して新しい部分を使用します。