電線の接続方法
電気工事においては、電線相互の接続にリングスリーブや差込形コネクタなどの接続器具を使用します。
接続器具の使い方を誤ったり、接続の仕方が不十分ですと、接続箇所が接触不良で過熱したり絶縁不良で漏電します。電気は水やガスとは異なって目に見えませんから、大変危険なことです。
ですから、電気工事士 技能試験では必ず電線の接続作業が出題され、正しく電線をつなぐことができるかどうかをチェックされます。接続箇所が緩まないように正しく施工しないと欠陥施工とされ、技能試験の合格は難しくなります。なので、ちきんとした電線の接続方法をマスターしてください。
- 接続方法の種類
- リングスリーブによる圧着接続
- 差込形コネクタ
- ねじり接続
- とも巻き接続
※現在の電気工事士 技能試験では電線相互の接続にリングスリーブまたは差込形コネクタが使われ、"ねじり接続"と"とも巻き接続"は出題されておりません。また、電気工事の現場においても直線ツイストジョイントや分岐ツイストジョイント、S形スリーブ等を用いる方法も使われなくなりました。