電気工事士 技能試験の工具を準備する

何とか電気工事士 筆記試験に合格したので、技能試験用の工具を準備することに。工具は管理人が勤めている会社の物を借用することができるのですが、「どうしてもマイ工具が欲しい!」ということで、近くのホームセンターに買いに行きました。マイ道具

管理人が第二種電気工事士試験を受験した当時は、技能試験に指定工具以外の持ち込みはできませんでした。持ち込み可能だった工具は以下の6種類7点の工具です。

※現在の電気工事士 技能試験では、電動工具以外の工具は持ち込み可能です。電線被覆の皮剥きにVCFストリッパーやワイヤーストリッパーを使用することもできます。

ホームセンターで購入した工具は上記の6工具7種類です。工具のみで合計1万数千円の高い買い物でした。ペンチは数百円から数千円のものまで販売されていますが、管理人は約2千円のフジ矢のペンチを購入しました。
技能試験にしか使わない人は数百円ので十分ですが、切れ味や耐久性が全然違います!

それから技能試験の練習用に以下の電材を購入。総額15,000円相当の出費でした。

技能試験で用いられる配線器具は多数ありますが、管理人には上記の3点で十分でした。何故なら上記以外の配線器具に関しては、仕事で取り扱ったことがあるからです。露出コンセントやランプレセプタクルに関しては取り扱った経験がなく、電線の絶縁被覆を剥いでネジ止めする練習をするためには実物が必要不可欠。

実物を使って、何度もVVFケーブルを接続する練習を繰り返しました。最初は、各配線器具に応じた絶縁被覆の剥ぎ取りに苦労しました。絶縁被覆の剥ぎ取り長さが短すぎてランプレセプタクルの端子(ねじ)に届かなかったり、反対に長すぎて露出コンセントの台座の枠からはみ出したりと…

自分が使用するペンチの各部の長さを目安に、何度も試行錯誤しながら感覚を身に付けたことを今でも覚えています。

のの字曲げにも苦労しました。ホーザンのVVFストリッパーを使えばあっという間に出来上がりなのですが、当時はそんな便利な工具を技能試験で使用できず、存在すらしませんでした。

ペンチの頭の長さを目安に、くるっと芯線を丸める練習を何十回しただろうか。電気工事士の資格を取得するため、練習を繰り返すこと3週間。いよいよ技能試験の当日となりました。