第二種電気工事士の資格取得にいたるまで

国家資格の中では比較的取りやすく、どこの職場(技術関係の職場に限りますけど..)でも有効に活かせるのが第二種電気工事士ではないでしょうか?

個人的な話ですけど、管理人は高専(高等専門学校)に在学していました。その高専では在学中にさまざまな資格が受験でき、第三種電気主任技術者をはじめ、危険物取扱者乙種、ボイラー技師、工業英検などといった資格が取得可能でした。第二種電気工事士もその中の一つです。

入学当初は資格取得に興味津々でしたが、 遊びたい盛りの学生時代でしたので、受験はおろか、資格試験の勉強ですらしませんでした。

4年生となったある日、就職で有利になるかも!という理由で電気工事士試験の受験を考えたことがあります。早速、書店で参考書を物色し、筆記試験と技能試験の参考書を購入。現在は絶版となっていますが、以下のタイトルの参考書です。

自分が汗水垂らしてアルバイトし、稼いだお金の中からおよそ5,000円を捻出して参考書を買ったまでは良かったのですが、やはり遊びたいという理由で就職するまでの間、本棚の中で埃をかぶっていました。

卒業後、設備系の会社に無事就職。
入社してすぐ、資格手当制度があるのを知るのです。就業規則で確認すると、資格手当額に上限はありますが、官公庁への届出や専任等の有無に関係なく会社指定の資格を保持していれば、それぞれの資格に応じた手当が毎月支給されるのです。

昇給と賞与は人事考課の結果で、さらに賞与は会社の業績で変動するので自分の頑張りが必ずしも反映されるとは限りませんが、資格手当は自分の頑張りに比例して増やせる唯一の手当です。
ということで、翌年の第二種電気工事士試験に向けて勉強を開始したのでした。