候補問題 No.8の複線図

リモコンスイッチを用いた候補問題は毎年出題されていますが、技能試験の問題としては平成21年、平成24年および平成28年の計3回出題されています。

単線図をみると、リモコンリレーの操作側は施工省略で、リモコンリレーの主回路側の施工となります。リモコンリレーの代用品として6極の端子台が用いられます。

リモコンリレー
照明器具などを遠隔操作でオンオフできるスイッチのことで、信号線によりスイッチのオンオフを行います。
リモコントランス
リモコンリレーの制御回路の動作電圧は100Vではなく24Vです。電圧の変換にリモコントランスと呼ばれる変圧器を使用します。

複線図の描き方

候補問題 No.8の施工省略箇所はないものとして複線図を考えてください。また、リモコンスイッチの端子間 1-2、3-4、5-6には、複線図ようにスイッチが繋がっていると解釈してください。

最初に電源線からリモコンスイッチまでの複線図を描きますが、ジョイントボックスとリモコンリレー間のケーブルが明記されていないことにご注意ください。過去の電気工事士技能試験においてはVVF1.6-2C×3でしたが、VVF1.6-2Cの可能性もあります。VVF1.6-2Cの場合は、リモコンスイッチの1-3、3-5を渡り線で配線します。今回の複線図の描き方については、VVF1.6-2C×3のケースで解説します。

まず電源線の非接地側からジョイントボックス内まで1本の線を引き、ジョイントボックス内において電線接続点を設けます。この電線接続点から3本に分岐し、リモコンスイッチの端子1、3および5へ繋ぎます。リモコンスイッチの端子2から丸型引掛シーリングの非接地側へ、丸型引掛シーリングの接地側は電源の接地側に接続し、アウトレットボックスを通過する接地側電線には接続点を設けます。リモコンスイッチの端子3および5は、それぞれランプレセプタクルと角形引掛シーリングの非接地側に接続し、接地側はアウトレットボックス内の接地側電線接続点に繋ぎます。

技能試験の候補問題No.8 候補問題No.8の複線図 候補問題No.8の完成予想図