候補問題 No.3の複線図

高圧側は単相変圧器2個を用いたV-V結線で、変圧器の2次側は他の負荷への配線と低圧100V側への配線が必要となります。候補問題No.3の低圧側は、ランプレセプタクル「イ」の点滅回路、引掛けシーリング「ロ」の点滅回路、及びコンセント回路です。コンセントは接地極付きですので接地工事が必要となります。

V-V結線とは?

第一種電気工事士技能試験において用いられる単相変圧器は、二次側電圧が210V、210/105Vの2種類のタイプが用いられます。単相変圧器(二次電圧 210/105V)二次側の非接地側端子と接地側端子(中性線)を結線すると100V回路となります。

単相変圧器2台をV-V結線すると、単相変圧器2台で三相電力を供給することができます。(但し、供給電力は変圧器合計容量の86.6%しか利用できない。)V-V結線の方法については下記の複線図をご参照ください。

複線図の描き方

候補問題No.3の複線図は、コンセント回路から描きます。変圧器の二次側からアウトレットボックスを経由し、コンセント回路まで2本の電線を引っ張ります。電線は接地側と非接地側に区別し、アウトレットボックス内において電線接続点を設けます。

次に引掛けシーリングの点滅回路です。コンセントの非接地側から“わたり線”を出してスイッチ「ロ」の非接地側へ、スイッチ「ロ」の接地側から引掛けシーリングの非接地側へと接続します。引掛けシーリングの接地側はアウトレットボックス内の接地側電線接続点に繋ぎます。

最後にランプレセプタクルの点滅回路の複線図です。アウトレットボックスの非接地側電線接続点からジョイントボックスまで電線を伸ばし、スイッチ「イ」の非接地側へ接続します。スイッチ「イ」の接地側からランプレセプタクルの非接地側、ランプレセプタクルの接地側はアウトレットボックス内の接地側電線接続点に繋ぎます。以上で候補問題No.3の低圧部分の複線図は完成です。

技能試験の候補問題No.3 候補問題No.3の複線図 候補問題No.3の完成予想図