単線図を読み取る

電気工事士技能試験においては、問題の電気回路が単線図で与えられます。単線図とは配線器具の位置や配線工事の方法を記号や文字で表したもので、電気的な接続は描かれていません。そのため技能試験では単線図を電気的な配線図「複線図」に直すための下準備として、単線図の内容を確実に読み取る必要があります。

技能試験の問題と単線図
問題
図に示す低圧屋内配線工事を、与えられた材料を使用し、施工条件にしたがって完成させよ。
材料
ビニル外装ケーブル平型(VVF) 2心、1.6mm、長さ900mm 1本
ビニル外装ケーブル平型(VVF) 3心、1.6mm、長さ350mm 1本
ランプレセプタクル 1個
角形引掛シーリング 1個
埋込連用タンブラスイッチ 1個
埋込連用コンセント 1個
連用取付枠 1個
リングスリーブ(小) 3個
施工条件
非接地側電線は黒色、非接地側電線は白色を使用する。
ジョイントボックスを経由する電線はジョイントボックス内で全て接続箇所を設けること。
電源側ケーブルの端末は切断したままでよい。

技能試験は、まず最初に問題文をよく読み、施工上の注意点や施工条件を頭の中に叩き込むことからはじまります。それから単線図(配線図)を読み取り、どういう回路なのかを把握して下さい。

この単線図の場合は、タンブラスイッチ1個でランプレセプタクルと角形引掛シーリングにつないだ負荷を入切することができる回路で、常時給電のコンセントが1個設置されています。

どういった回路なのか頭の中にイメージがわけば、次回に説明する複線図(結線図)もスムーズに描くことが出来きるでしょう!