技能試験の作品を時間内に完成させることはできなかったけど、部分点は貰えるの?

技能試験の合否は作品の欠陥の有無の判定結果に基づき、試験委員会で決定されています。欠陥の判断基準の中で未完成のものは「A欠陥(第一種電気工事士技能試験)」もしくは「電気的に致命的な欠陥・施工上の重大な欠陥(第二種電気工事士技能試験)」となり、どちらかの欠陥が1個でもあれば技能試験は不合格となります。

A欠陥、もしくは「電気的に致命的な欠陥・施工上の重大な欠陥」は他にもあり、配線・器具の配置の相違、回路の誤り、電線の種類・色別の相違、圧着マークの不適切、著しく電線が損傷している場合などが該当します。

そもそも電気工事士技能試験は作品が完成されていることを前提とし、減点方式で採点されますから部分点という概念は存在しません。

「B欠陥・C欠陥(第一種電気工事士技能試験)」、または「軽微な欠陥(第二種電気工事士技能試験)」の場合は、欠陥の種類と個数により合否が判断されます。(詳細は「技能試験の合格基準」をご覧ください。)

まずは試験時間内に作品を完成させることです。作品を完成させないと、審査の対象にはなりません。採点してもらうためには制限時間内で作品を完成させることです。

現在の技能試験のシステムでは、あらかじめ候補問題が公表されています。どの候補問題が出題されるか、当日にならないと分かりませんが、試験対策は十分にできるはずです。試験時間内に施工条件を理解し、複線図を描き、そして作品が完成できるよう、本番までに技能試験の練習をしっかりとしてください。